2009.11.22.江戸川グラウンド・40面(三郷)港区秋季・決勝戦

11回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9  
慶応メアーズ 0 0 3 0 1 3 0 1 0 8
Tokyo-Dodgers 0 0 1 0 0 0 2 0 0 3
○ 谷内 

S  

● 甲斐(1-1) 

V打 宮崎 

HR 竹節@2ラン  

Hour 2時間55分 

主審 

Tokyo-Dodgers  

    SUTAMEN
1 6 Takagi 5-1
2 9 Terasaki 5-2
3 1 Kai 5-1
4 2 Zhoda 3-1
5 8 Yayota 4-0
6 3 Naruse 4-0
7 4 Katagiri 2-1
8 5 Sugi 3-1
9 7 Suzuki 1-0
  7 Tiba 2-2
  4 Saitou 2-0

慶応メアーズ

    SUTAMEN
1 7 Takaraki 3-3
2 4 Nagasawa 2-0
3 8 Miyazaki 5-2
4 5 Takefusi 4-2
5 2 Yosikawa 2-0
6 3 Isihara 5-0
7 6 Yosimoto 4-0
8 9 Yamaguti 4-0
9 1 Takeuti 2-0
       
    Inoue 30
    Inagaki 0
    Yamamoto 13
    Tukada 25
    Okamura 4
    Tanimi 15
<About the Play>9回、198球の熱投、力投報われず!
新宿西口小田急屋上の温度計が8度を表示している。雪になっても
おかしくないような冷たい雨がポツリポツリ…。もう1回三郷に電話して
試合の可否を確認する。三郷はもっと寒いと思ったが、ここまで
寒いとはー。まるで冷蔵庫だ。外にいるのは野球をやっている選手と、
審判だけ。いつもはUPしている人たちは全員車の中で暖を
取っている。異様な静けさと雰囲気だ。
審判から「時間制限無し、9回目いっぱいやります。それでも決着が
付かない場合は2イニングの延長戦をやります。それでも決着しない
場合はジャンケン」と言う説明。試合はやめて、すぐジャンケンで
帰りたい気分なのに、つれない審判の説明。
慶応とは7月にも1回対戦しているが5−1で勝っている。この時は
「ちょっと淡白なチームになったな…」と言う感じで、あっさり勝って
しまったが、今回は明らかに違った。まずベンチ入りが15人、応援の
ギャルが3人、総勢18人。声も出ていて動きもいい。車から出て来た
まんまというDodgersとはダンチの差。戦法もがらりと変えてきた。
まるで高校野球だ。ランナーが出ると必ずバントで送ってくる。
加えてベース上にかぶさり、ウイークポイントに転がしてくる。
1番の左バターはなんと5打席の内3塁に3本のバントヒット、あとの
2打席はデッドボールで出塁、盗塁も2ツ決め、3回ホームに
入っている。デッドボールがストライクにコールされるケースが
あったが、バッターBOXギリギリに立ち、外角に投げさせ、
3塁前にバントで転がす。サードの杉が何故かダッシュ出来ない、
そこをこれでもかこれでもかと攻められる、ピッチャーの甲斐が
3塁線まで取りに行ったら間に合うはずが無い。更に2番バッターは
徹底して犠牲バントを決め、ランナーを進める、そして3・4番に
勝負させる。守る方でも、どこで研究してきたのか4番の造田を
徹底的にマーク、ポイントポイントは全て敬遠して、不振の5・6番で
打取る。しかしこの戦法を9回最後まで徹底してやってきたことは
「凄い」の一語に尽きる。一方のDodgersは寒さのせいか、寄る
年波のせいか、内外野一歩が出ない。内野は鈍く転がされ、外野は
前に落とされ、挙句の果てはサインを見落とす。加えて甲斐くんの
最もいいボール、生命線とも言えるアウトローを審判が取ってくれない。
ことごとくボールのジャッジ。キャッチャー造田が何回内野にボールを
廻そうとしたことかー。都大会不戦負けを宣告した審判じゃないかと、
かんぐりたくなるくらいDodgersに厳しいストライクゾーン。
ごく普通のストライクゾーンだったら1時間は早く終わってもおかしくない
試合展開がプロ野球並みの3時間。早々と終わった1部の選手は
半分くらい帰ってしまったとの事。まあ、審判に当たってもしょうが
無いけど、なんともやりきれないジャッジだったよね。
試合は1・2回はお互いランナーをためたが無得点。1回裏Dodgersは
1アウトの後寺崎、甲斐が連続ヒット、しかし4番造田は敬遠気味の
フォアボール、1アウト満塁、しかし八代田ピッチャーゴロ、成瀬三振。
この1回の先制機を逃したことが最後までひびくことになる。
造田は徹底的にマークされ、大事なところは全て敬遠気味の
フォアボール、続く5・6番は8打数ノーヒット、打点無し。
点になったのは造田と勝負に来た3回と、7回下位打線打線の
作ったチャンスをものにした時だけ。0−0から試合が動いたのは3回、
慶応トップバッター9番谷内が2−2からドンピシャのアウトローを見逃し、
造田が球を廻しかける、しかしボールのコール、結局フォアボール、
1番バッターは3塁への犠牲バント、これが内野安打、ノーアウト1・2塁、
続く2番バッターがピッチャー前に犠牲バントを転がし2・3塁。そして
3番バッターのサードゴロの間に3塁ランナーが返って先制、尚も
ランナーを3塁において4番竹節が1−1からライトオーバーの
2ランホームラン、あっと言う間の3点ビハインド。
Dodgersもその裏すぐトップバッターの寺崎がファーストへの内野安打、
これを1塁に入ったピッチャーに悪送球、寺崎は2塁へ。甲斐アウトの後
4番造田が初球をライト前に痛烈なタイムリーヒット、寺崎がホームを
落としいれ1−3、追撃体制に入る。しかし甲斐が5回に右人差し指の
マメをつぶしてしまう。テーピングを許されて続投したが、微妙な
コントロールの乱れからフォアボールを生んでしまう。この回3ツの
フォアボールを足場に1点を失い又も3点差。更に6回3ツの
フォアボール、内野安打を含む2本のヒットでダメ押しとも言える
3点を追加され1−7。慶応が一方的に攻める中、Dodgersは
4・5・6回は3人ずつのノーヒット、力投の甲斐を援護できない。
ようやく7回、トップバッター7番千葉がレフト前ヒット、8番杉が
レフトオーバーのエンタイトル2Bで続きノーアウト2・3塁、
そして1アウトから高木のタイムリーで千葉が、2番寺崎の
内野ゴロの間に杉がホームインしたが反撃もここまで。
慶応は8回にも1点を取ってDodgersを突き放し、最終9回にも
造田を敬遠する徹底ぶりと、タイプの違う3人の投手を繰り出して
Doidgersの反撃を振り切った。
Dodgersの先発甲斐は最後まで球の威力は衰えず、「変わるか?」
の問いにも「行きます」の返事、9回を一人で投げきった。
指のマメをつぶしたら、普通は痛みで投げられないはず、しかし
何回もテーピングを取替え、マウンド上ではアクシデントを
かばうような姿は一切見せず、3時間の長丁場の中198球で
9回完投を果たした。意固地な審判と、つぶしたマメのせいで、
フォアボールは11ケと多かったが、球のスピードと切れは
最後まで衰えなかった。何よりもこの極寒の中、
甲斐の気迫のこもったピッチングはお見事と言うしかない。
<表彰選手>
最優秀選手(MVP)には慶応4番の竹節選手が選ばれ、
Dodgersでは9回完投の甲斐投手が敢闘賞を受賞した。





<Characters>
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa