2008.6.15.江戸川グラウンド・40面(三郷)港区春季大会決勝

12回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9  
Tokyo Dodgers 5 0 0 0 0 0 0 0   5
ホッピーズ 3 0 0 0 0 0 0 0   3
○ 小板橋(1-0)
     
(完投)

S  

● 

V打 白石3 

HR   

Hour 2時間00分 

主審 

Dodgers  

    SUTAMEN
1 6 Katagiri 4-0
2 2 Takagi 2-0
3 8 Tao 2-1
4 3 Siraisi 4-1
5 7 Zohta 3-0
6 5 Sugi 4-1
7 9 Suzuki 3-0
8 4 Sinkawa 4-0
9 1 Koitabasi 2-0
    TIba 1-0
    Ibuki  

ホッピーズ

    SUTAMEN
1 8 Uehara 2-0
2 5 Mamiya 2-0
3 1 Fukaya 4-2
4 2 Itou 3-1
5 9 Aoki 3-0
6 6 Hirai 4-1
7 3 Yamamoto 4-2
8 4 Tuda 3-0
9 7 Asai 4-1
       
<About the Play>球史に残る守りあいしのぎあい、そして優勝!
この内容でよく勝った、前の試合でのフレーズだが、この試合でも
当てはまる。そしてまたしてもフォアボールが試合を…。
先行のdodgersはトップバッター片桐が1・2塁間への強い当たり、
1塁手が捕球し、ファーストに入ったピッチャーに送球、しかしこれが
とんでもない悪送球、労せずして2塁へ。ピッチャーの動揺が
隠せない。2番高木ストレートのフォアボール、3番垰ショートへの
内野安打、ノーアウト満塁、そして4番白石。3回戦の心心心でも
同じ場面があったが、ピッチャーフライに終わっている。
同じ轍は踏みたくないはずだ。3塁コーチの伊吹に目をやったが
サインなど出るはずが無い。「任せたから」の声に初球を振り抜く。
打球は左中間にハーフライナーで飛ぶ、今度は4番が先制の
タイムリー。エラー、フォアボール、内野安打、タイムリー、
ピッチャーの動揺が増幅する。「真っ白」そんな感じだろう。
そんなピッチャーを尻目に、dodgersの難しい当たりが相手内野陣の
ミスを誘う。5番造田の当たりはライン寄りのボテボテの
ピッチャーゴロ、走ってくる高木が目に入ったか、今度はホームに
悪送球、高木に続いて2塁の垰もホームイン、3点目。杉、鈴木が
倒れた後、今度は新川の当たりをサードが大きくはじく間に3塁の
白石、2塁の造田がホームイン。結局この回打者一巡の猛攻で
一挙5点を取り、早くも楽勝ムード。この「この試合もらった」の
気持ちが後々ひびくことになる。この5点、dodgersの打力が
取った点ではなく、フォアボールと相手内野陣の乱れに乗じた物。
ヒットは内野安打を含む2本だけ。たまたま相手守備陣が混乱した、
と見た方が正しかったのかもしれない。お返しはその裏すぐ訪れる。
コントロールのいい小板橋が、なんと1・2番にストレートの
フォアボール、それもほとんどの球が完全なボール。小板橋は
心心心戦で肩を痛め思い切った投球が出来ない。自分でも
マウンドに行くまではどこまで投げられるか分からなかったはずだ。
小板橋は必死に出口を探しにかかるが、その前にdodgers内野陣が
浮き足だす。1番バッターの2盗3盗にキャッチャーからの悪送球が
加わって1点、1アウトの後更に4・5番に四死球を与え、6番の
ショートゴロの間に1点、7番のセンター前ヒットで1点、しかし
セカンドランナーは垰ー白石ー高木と渡ってホーム寸前タッチアウト。
この回ホッピーズは7人攻撃で、4つの四死球と2ツの盗塁、
ヒット1本で3点を取る効率。ここでdodgersの楽勝ムードが吹っ飛んだ。
まだ1回が終わったばかりだ。決勝は9イニング制、道のりは
とてつもなく長い。しかしこんな展開を誰が予想しただろうか。
1回の表裏を見れば、控えめでも10点台の攻防。しかし2回は
両チーム三者凡退、そしてこれを境に両チームの先発が
別人のように立ち直る。いったい1回表裏は何だったの?
2回からはお互い必死の守りあいが延々と続く。このグラウンド
だけが別世界のような緊張感をはらんでいる。中盤の守りあいから
終盤は追加点のチャンスをうかがう。先に点を取ったほうが
勝利に向かいそうだ。そのチャンスがおとずれる。7回、ノーアウトから
2番高木、3番垰が連続フォアボール、4番白石のファーストゴロで
高木はサードタッチアウトになるが、ピッチャーへの返球が乱れ
垰は3塁へ。そして杉がレフトに高々とフライを打ち上げる、
垰がスタートを切り貴重な追加点と思ったが、レフトの返球が
ノーバウンドでキャッチャーのミットにおさまり寸前タッチアウト。
ベンチも垰も、信じられないと言う感じで茫然。ダブルプレーで
追加点ならず。その裏、こんどはホッピーズのトップバッターが
フォアボール、盗塁を決めてノーアウト2塁。続く2番バッターが
三振に倒れた後2塁ランナーが3盗、しかしこれは高木がお返しの
電光石火の送球でサードタッチアウト、2アウトランナーなし。この後の
3番が2ベース、4番がレフト前ヒットと続いただけに、サードへの
盗塁憤死が無かったらこの試合どうなっていたか分からない。
結局両チーム1回以降は得点なし、息を呑むような守りあい、
しのぎあいでわずかにdodgersが上回り5−3でホッピーズを
下し念願の優勝を決めた。dodgersのヒットは3本、
ホッピーズは倍以上の7本、フォアボール両ーチーム仲良く7ツ、
残塁ホッピーズ9個、dodgers7個。改めてこの内容でよく勝った。
飽くなき勝利への執念と気力に、勝利の女神が後押ししてくれた
のだろう。おめでとうdodgers!
尚この後表彰式があり、3部では小板橋投手がMVPに選ばれました。
準決勝での先制ホームランの垰、好投の新川、急遽なれない
キャッチャーと言うポジションでチームを勝利に引っ張った高木と
候補はいっぱいいて、さすがdodgers、次回は都大会でMVPを
目指して下さい。


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