2007.11.25.江戸川・41面(三郷)港区都連春季選抜大会・決勝

18回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9  
東電通 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
Dodgers 1 0 0 1 0 0 1 0 X 3
○ 新川 3−0
 (
ノーヒットノーラン達成)

S  

● 佐藤 

V打 高木 1 

HR 成瀬@ソロ  

Hour 1時間40分 

主審 

Dodgers  

    SUTAMEN
1 5 Katagiri 4-1
2 9 Terasaki 3-0
3 2 Yayota 4-1
4 3 Siraisi 3-2
5 4 Takagi 4-1
6 8 Suzuki 3-0
7 6 Koitabasi 2-0
8 7 Tiba 2-0
9 1 Sinkawa 3-0
    Naruse 1-1
    Sugi 1-0

東電通

    SUTAMEN
1 2 Konoue 4-0
2 6 Okabe 3-0
3 7 Nagano 4-0
4 1 Satou 3-0
5 8 Hagiwara 2-0
6 9 Simoura 3-0
7 3 Kanai 3-0
8 5 Uesugi 2-0
9 4 Ikeda 3-0
       
<About the Play>優勝 and ノーヒットノーラン
東電通のベンチ入りは17人、その大軍団が7:30には
もうレフト側でアップを開始した。1、2、3部の決勝が38、40、
41面で同時スタート、3試合が終わったところで表彰式、とのこと。
優勝した場合は最優秀選手の名前を、負けた場合は敢闘賞の
名前を書いて出すよう用紙も渡された。
どっちの欄に誰の名前が入るか、今はまだ誰も判らない。
Dodgersは1塁側で後攻、先発は迷うことなくルーキーの新川。
スタメンは悩みに悩んだが、9イニング制と言うこともあり、前半と
後半に分け、前半は若手中心で行くことを成瀬、伊吹、杉に了解を
してもらう。まずはスピード感を前面に出し、1点でも2点でも
リードして、後は百戦錬磨のベテランに逃げ切ってもらう、が作戦。
先発の新川は1回、二人から三振を取る3人切りで好スタート。
その裏dodgersは1・2番が倒れ2アウトとなったが、、3番八代田が
2−1からショートの右を抜ける痛烈なセンター前ヒットでまず点火、
4番白石が今度はセカンドの左を抜けるセンター前ヒットで続き、
5番高木の2球目に一瞬の隙を突いて八代田が3塁に盗塁、
2アウトながら1・3塁、ここまで来て点を取らない手はない。
2アウトから先制点を取れば相手に与えるダメージも大きい。
ここはなんとしても結果がほしいところだ。そして新5番高木が
この期待に応える。2−0と追い込まれながらも、3球目を
セカンドの頭を超えるくセンター前ヒット、まさに気持ちで持っていく
ヒットだ。八代田がホームインして先制、なんと2アウトから、
クリーンアップの3連打、今年こんなシーンがあったろうか?
ダメクリーアップの汚名を返上する鮮やかな3連打だ。
尚も白石、高木でダブルスチールを敢行し2・3塁とチャンスを
広げたが6番鈴木は三振。しかしクリーンアップらしからぬ
機動力とつなぐヒットで先制し主導権を握った。
4回には4番白石がフォアボール、5番高木がサードエラー、続く
鈴木がフォアボールでノーアウト満塁、下位打線とはいえ大量点の
チャンスだ。まず7番小板橋がセンターにきっちり犠牲フライを
打ち上げ、白石が迫力のホームイン、中盤での貴重な追加点が
入る。もう1点取りたいところだったが、千葉の当たりは浅い
センターフライ、3塁の高木は返れず、新川もキャッチャーフライで
1点どまり。チャンスを作ってうまく点を取ってはいるものの、
欲を言えばあと1本が出ない。
一方、先発の新川は5回まで四死球2、9奪三振のノーヒットノーラン、
の快刀乱麻。ピンチらしいピンチは、3回先頭バッターを
デッドボールで出し、走者をバントで2塁に送られたときだけ、
このときも1・2番を三振とショートゴロに打ち取りほころびを見せない。
試合後カメラマンの戸崎君が、ネット裏で新川を狙っていて、
「球がフレームからいったん消え、又入ってきて外角ギリギリに
落ちていく、あんな球を見たのは中日の岩瀬以来、あのチームに
打てるわけがない」と言っていたが、それぐらい今日の新川の球は
切れていた。それと捕手の八代田も打者に的を絞らせず、いつになく
水際立ったリードをしていた。
しかし6回くらいから新川のヒジ痛という声も聞こえてきた。
小板橋へのスイッチも視野に入ってくる。しかしまだノーヒットノーラン、
日本シリーズでの中日落合監督のようなリレーは出来ない。
ヒットを打たれるか、1点を取られるかまでは変えるつもりはない。
そんなことが頭をよぎった7回、先頭バッター3番永野に初球を
狙われる。大きな飛球がハーフライナーでセンター右を襲う、
ホームラン制の飛球だ、「やられた!」と思った瞬間、センター
鈴木が快速をとばして追いつき、このホームラン制のあたりを
ランニングキャッチ。凍りついたベンチから歓声があがる。
41面は外野が藪になっていて狭いうえに、特にセンターは
グラウンドに食い込んできていて狭くなっている。藪にダイレクトに
入った場合はホームランというルールだから、鈴木が捕って
いなかったら確実にホームランになっていた当たりだ。タラレバで
語り継がれそうなシーンだった。不思議なめぐり合わせと言うか、
その裏dodgersは6回から戦列参加した成瀬が8番トップバッターで
バッターボックスに入る。成瀬にはまださっきの大きな飛球が
残像として残っているはずだ。残像がなせる業か、成瀬も初球を
狙う、しかしファール、微動だにしない成瀬、この構えをを見たら
すごいバッター、ぐらいは気がついてもいいはずだが、ピッチャーの
頭には8番のイメージしかない、2球目、こんどは「カキーン」という
乾いた音が快晴の冬空に響く、打球はぐんぐん伸びてセンターの
頭上を軽々と超えてバックスクリーンに一直線。センター一歩も
動かず。成瀬が暖かい冬の日差しをいっぱいに受けて、ゆっくり
ゆっくりダイヤモンドを回る。dodgersベンチは総出のお出迎え。
新川の今日の出来から言えばダメ押しともいえる1点、勝利を
大きくたぐりり寄せた一発だった。守ってはこの一発で勝利を
確信した新川が、6、7、8、9回の後半もフォアボール1つに抑える
準パーフェクトで締めくくり、9イニング制ではdodgers史上初の
ノーヒットノーラン試合を達成した。
大会本部から渡された報告用紙にはMVPの欄にしっかりと
新川康郎の名前が入った。
今シーズン後半、彗星のように現れ入部してきた新川、
まさかここまでやるとは、おめでとう新川康郎!
試合後1、2、3部一緒の表彰式が38面で行われ、優勝旗
優勝盾が贈られ、最優秀選手(MVP)に新川投手が選ばれた。
また、この優勝で来春4月から始まる東京都大会の出場権を
獲得しました。今年から港区の大会に参加して、いろいろ
ありましたけど、最後にいい事がありましたね。
港区の大会はこの試合で全てのスケジュールが終了しました。
何はともあれお疲れ様でした。
<新川ノーヒットノーランの内容>
イニング    9
打者      30
球数      100
四死球     3
奪三振     11
内野ゴロ    10
内野フライ   3
外野フライ   2
犠打      1
エラー     0

☆ 三塁を踏ませず
☆ 9イニング制ではdodgers史上初
   7イニング制も入れた場合、白石に次いで2人目 
 


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