6回戦 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
| B・ジャック | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 4 | ||||
| Dodgers | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 |
| ○ S ● V打 HR 杉A号ソロ Hour 1時間45分 Dodgers
B・ジャック
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<About the Play>劇的!勝利に値する引き分け ベンチでウエストを気にしている先発白石、「ベルトの穴一つ減量しろよ」 と言う前に打たれた。1回表、先頭バッターにライト前ヒット、続く2番ユウキに ストレートのフォアボール、ノーアウト1・2塁。助かったのは3番バッターの 4球目、外角へのショウトバウンドの投球に1塁ランナーがWPと見て2塁に 行きかける、しかし難なく捕球した八代田がすかさず1塁に投げ、1・2塁間の 供殺プレーでタッチアウト、1アウト2塁。相手の凡プレーと八代田の好プレーで 白石が立ち直るかと思ったのだが、3番バッターに2-2からセンター前に 弾き返される。ボールの多い白石に守備陣もリズムが取れず、続く4番 バッターのサードゴロを、杉が2塁走者を見すぎてファーストに悪送球、 遂に1アウト満塁。白石はすでにアップアップ状態、球が上ずり、押さえが 効かない。そこそこスピードはあるのだがストライクにならない、苦し紛れに 球を置きに行く、そこを狙われる、白石が崩れていくパターンだ。案の定、 5番バッターには切れの無い甘いストレートをセンター前に持っていかれる。 3塁と2塁からホームイン。尚も、デッドボールで満塁と攻められるが、ここは 何とか2点でくい止める。なんとこの回だけで33球、肩で息するのも当然。 3回には2アウトから2ベースを含む2本のヒットとWPなどで1点を追加され 68球で降板。2番手の小柴ももう一つピリットせず、5回に2つのフォアボールと 2ベース、内野の拙守などもあり、駄目押しとも思われる1点を献上する。 一方攻撃陣は4回までノーヒット無得点、毎回の5三振。切れのある快速球と 抜いたようなカーブにタイミングを狂わされ、三振と凡打の山を築く。 それでも5つのフォアボールを足場に1回・2回とチャンスを作ったが、 ここ一本が出ず、5回表を終わって4対0。時間も9時40分、7回は到底無理だ。 手も足も出なかった先発ピッチャーは仕事とかで2番手に代わったが、 それほど差があるわけではなく、「現状では打つ手なし」と思われた。 しかし、言い古された言葉だが、「野球は何が起こるかわからない」。 あきらめムードが漂い、次の回があったら、唯一試合に出ていない伊吹を マウンドに上げようか、と思っていた5回裏、先頭バッター8番・杉が初球を レフトオーバーの大ホームラン。それでもこのdodgersの初ヒットが大反撃の のろしになる、とは誰も思っていなかったに違いない。焼け石に水、 ノーヒットノーランを免れた、ぐらいにしか思っていなかったはずだ。 9番小板橋は三振に倒れたが、続く小柴が粘りに粘って(6球ファウル) フォアボール、そして1番甲斐が1−0の2球目をセンターオーバーの3塁打、 小柴が長躯ホームを駆け抜け2点。2番海老原はピッチャーフライで2アウト。 しかし3塁に甲斐を置いてクリーンアップ、3番八代田は2−0と追い込まれたが ここから粘ってフォアボール、すかさず盗塁して2アウト2・3塁、ワンヒットで 同点、長打が出れば逆転の場面。そして「俺の前にランナーをためろ」と なにやら暗示めいた言葉を発していた4番白石が、ピッチングの汚名を 返上するかのように、2−3からの外角ストレートを狙い撃ち、打球が ライト横の桜球場で弾む間に3塁・甲斐、2塁・八代田が歓喜のホームイン、 遂に同点。B・ジャックベンチは茫然、唖然‥。試合はこの回でで9:50になり 時間切れ引き分け。逆転こそ成らなかったが、勝利の女神が惨敗の 窮地から勝利にも等しい引き分けに代えてくれた。 <Background> 4月16日、白石はOver Eighteenで素晴らしいピッチングをしている。 3回を被安打1、無四球、毎回の3奪三振、3塁を踏ませず、41球。 それが今回のB・ジャック戦は、同じ3回を被安打毎回の6、四死球2、 失点3、68球はほとんどノックアウトの惨状。その日の調子もあるが、 背景があった。好投した4月16日、白石はその時間帯に銀座で友達の 結婚式があり、歌って踊っての演目も決まっていた。あまり長くは マウンドに居られない、という時間的制約があった。間わいなど取らず ポンポン投げなければ演目に穴をあけてしまう。この制約が白石の ピッチングのリズムになった。そしてナイスピッチングにつながった。 ちなみにこの日は30分も余り9回まで行っている。 白石が先発するときは、白石の頭の中に結婚式の式次第を入れておく 必要があるという結論。 <Characters> まだ判定するには早いかも分からないが、杉が調子を上げている。 打率はイマイチだが、ホームランは2本で単独トップ。 今回のホームランは、反撃の糸口となる正に起死回生の一発。 忘れられないのは10年前、TBSに36年ぶりに優勝をもたらした 延長10回裏の劇的なサヨナラホームラン。ここ数年は不振を 囲っていたが、かってはクリーンアップを打ち、タイトルを 欲しいままにしたスラッガー、今年不死鳥のようによみがえるか!
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