2005.8.21.松ノ木グラウンド(杉並区)ナイター 

14回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9  
マミーズ 0 0 0 0 0 0 0     0
Dodgers 1 0 0 0 3 1 X     5
○ 白石 2-0(完封) 

S 

● 竹尾  

V打 垰 2

HR 垰 3号ソロ 

Hour 1時間15分

dodgers

    SUTAMEN
1 4 Yamazaki 3-0
2 6 Koitabasi 3-1
3 8 Numazawa 3-0
4 5 Tao 3-2
5 1 Siraisi 2-0
6 7 Suzuki 3-0
7 3 Sugi 3-2
8 2 Sakamoto 2-1
9 9 Tiba 1-0
  DH Ibuki 1-0

マミーズ

    SUTAMEN
1 8 Hattori 3-0
2 9 Wtanabe 2-0
3 1 Takeo 3-0
4 5 Takada 2-0
5 4 Takao 2-1
6 6 Izawa 3-0
7 2 Asami 2-0
8 3 Umeda 2-0
9 7 Hidaka 2-0
       
<About the Play>神様の贈り物!
☆ 4番が先制タイムリーで連続試合安打の記録達成。
☆ エースがあわやノーヒットノーランの快投。
何をやってもうまくいかない、逆に何をやってもうまくいく。年間20数試合の内
には、必ずこんな試合が一度や二度はある。後の20試合は投打を含めた
チーム力の差が結果になる。dodgersとマミーズの力はほぼ互角。過去の
勝敗、点差を見ても、ここ3年間2勝4敗と星一つ遅れをとっているが、
内3試合はすべて1点差ゲーム、何をやってもうまくいくような相手ではない
筈なのだがー。こんな好事を昔の人は「神様の贈り物」と言った。
試合はdodgersが後攻、先発はエースの風格も出てきた白石。マミーズは
都大会優勝投手の秋山ではなく、前回ショートを守った二番手の竹尾。
スピード、球の切れ共に秋山より劣る。秋山は前の朝日信用金庫戦で投げ
この試合にはいない。
1回、早々にその竹尾をとらえる。1アウトの後、2番小板橋が右中間にヒット、
そして3番沼沢のときにエンドランを仕掛ける。沼沢はピッチャーゴロに
終わったが、小板橋は二塁へ。ここで注目の4番垰、一塁はあいている、
まともに勝負してくるだろうか?良かったことは竹尾がまだ垰を知らなかった
ことだ。むしろ垰よりもネキストバッターBOXの白石に目が行っていたはずだ。
まだ1回「ここは4番勝負」と思っても間違ってはいない。一方垰は、記録への
チャンスは3回、出来れば早い回に、と思って(そんな雑念は無い)も
不思議ではない。当然気合が入っていたはずだ。ストライク、ボール、ファウル、
2−1と追い込まれたが、狙い球はすでに絞っていた。そこへ4球目が
ストライクゾーンに甘く入ってくる。この球を垰が見逃すはずが無い。狙い撃ち
された打球は右中間を真っ二つに割る、小板橋が長躯ホームを落とし入れ
先制タイムリー2B。この時点で11試合連続ヒットの新記録達成。
この大記録達成で気が緩んだか、2、3、4回はヒット1本に押さえ込まれ、
スミイチのよからぬイメージが付きまとう。前回も1点のまま逃げ切りを
図ったが、勝利の女神に嫌われた。この辺で追加点がないと相手に流れが
いきかねない。これを読み取ったのが下位打線だった。前回7、8、9、10番
(ノーヒット)がお返しとばかりに奮起する。5回、1アウトから7番杉が今日
2本目のレフと前ヒットで先陣を切る、続く8番坂本が快心のレフと前ヒットで
つなぎ1アウト1・2塁。ここが勝負所と見たdodgersは、9番千葉に変えて
PH佐々木、佐々木は2−1と追い込まれたが、4球目のストレートを
二人に続けとばかりに、今度はレフトオーバーのヒット、杉が二塁から
ゆうゆうホームイン。のどから手が出るほどほしかった1点がようやく入る。
2対0、尚も1アウト一・二塁、ここで10番、超クセモノの伊吹、2アウトからでも
スクイズに行くほどバントが好き、十中八九やるな、と思っていたら、やっぱり
やった。初球を一塁線に転がす、打球はあまり転がらずキャッチャーが捕球、
一塁に送球したがランナーと交錯して一塁が取れず、セーフ。球がファウル
グラウンドに転がる間に坂本が二塁から快足を跳ばしてホームイン、3対0。
結果的にこの犠打野選がマミーズの息の根を止めるような貴重な1点になる。
dodgersは尚もこの回山崎のセカンドゴロの間に1点を追加、勝負を決定ずけた。
ここで終わっても観客は何もいわない。「いい試合だった」とdodgersフアンは
気持ちよく家路に向かう。しかしここで終わらないのが今日のdodgers。
夏休みおみやげプレゼントまでつけてしまう。6回1アウトからバッターは4番垰、
「4番の座は今年中に絶対奪い返す」と繰り返す元4番白石の挑発も励みに
なっている、「この辺であきらめさせてやるか」と思うのは、今の力から言えば
至極当然。1ボールからの2球目を振り切った垰の打球は上空高々と舞い上がり、
照明にキラキラ輝きながら、綺麗な放物線を描いて、レフとフェンスを軽々と
超えていく。最後は流れ星のように漆黒の闇に消えていった。なんと言う打球だ、
マミーズべンチも茫然自失。垰がゆっくりゆっくりダイヤモンドを回る。名刺代わり
の一発にして強烈すぎる。近くで見ていた人が「駐車場には落ちていない」
と言う。なんとレフトオーバーの場外3号ホームラン。松ノ木グラウンドでの
オーバーフェンスは、1997年3月29日土橋園(お茶の)戦でモンスター津田が
センターオーバー、テニスコートに落ちる大ホームラン以来2本目。その時、
管理人は「高いフェンスにして5年になるが、これを超えたのは初めて」
と言うだけあって、このフェンスを越えるのは至難の業。ゴルフで言えば
ホールインワンに等しい確率。正にホームランアーチストだけに挑戦が許される
魔のフェンスだ。白石も「4番を取り返すのは来年中にするわ」と脱帽。
しかし、投げては垰に負けない白石のワンマンショーだった。なんと7回1アウト
までノーヒットノーラン。後2人、ネット裏の記者が動き出す。今シーズンも6/21
リボルバー戦で1安打完封の準ノーヒットノーランを達成している。
過去には2000年8/26 Giants戦でdodgers初のノーヒットノーランを達成している。
2回目の快挙は目前。しかし4番高尾に外角の変化球を合わされる。打球は
右中間の浅いところに上がる。ライト山崎が懸命にダイビングキャッチを試みるが
グラブの先に当てるのが精一杯。無常にもHのランプがつく。大魚を逃がし
がっくりの白石だったが、気を取り直し、このランナーも牽制でアウトにし、
最終回も3人で締めくくった。7回、被安打1、フォアボール3、奪三振5、88球で
完封した。ストレートの最高速度は110キロ(平均100キロ台)と80キロ台の
カーブ、スライダー、フォークのコントロール、コンビネーションも良かった。
これで、9月からの大会も、大エース成瀬が復活するまで、白石、小板橋の
2枚でいける目どがついた。
<Questions>研究のために
垰が、打率、打点、ホームランで単独トップに立った。このまま1年目の新人が
打撃部門の3冠を独占するようなことがあれば、dodgers記録はおろか、
日本のプロ野球、アメリカ大リーグの記録を塗り替えることになる。
杉が2安打を打ち、復活を証明すると共に、こよなく愛していたブービーの座を
山崎に明渡した。この試合、両軍合わせて盗塁ゼロ、試みもゼロは今シーズン初。
<Booby>ブービー
本来は競技の最下位に与えられるべきだが、、最下位は故意になれることから、
最下位から2番目に与えられることが多い。事実上のビリという意味。
山崎、分かっているな、dodgersはビリにトップを打たせるほど甘くはないよ。


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