14回戦 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
| マミーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
| Dodgers | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | X | 5 |
| ○ 白石 2-0(完封) S ● 竹尾 V打 垰 2 HR 垰 3号ソロ Hour 1時間15分 dodgers
マミーズ
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<About the Play>神様の贈り物! ☆ 4番が先制タイムリーで連続試合安打の記録達成。 ☆ エースがあわやノーヒットノーランの快投。 何をやってもうまくいかない、逆に何をやってもうまくいく。年間20数試合の内 には、必ずこんな試合が一度や二度はある。後の20試合は投打を含めた チーム力の差が結果になる。dodgersとマミーズの力はほぼ互角。過去の 勝敗、点差を見ても、ここ3年間2勝4敗と星一つ遅れをとっているが、 内3試合はすべて1点差ゲーム、何をやってもうまくいくような相手ではない 筈なのだがー。こんな好事を昔の人は「神様の贈り物」と言った。 試合はdodgersが後攻、先発はエースの風格も出てきた白石。マミーズは 都大会優勝投手の秋山ではなく、前回ショートを守った二番手の竹尾。 スピード、球の切れ共に秋山より劣る。秋山は前の朝日信用金庫戦で投げ この試合にはいない。 1回、早々にその竹尾をとらえる。1アウトの後、2番小板橋が右中間にヒット、 そして3番沼沢のときにエンドランを仕掛ける。沼沢はピッチャーゴロに 終わったが、小板橋は二塁へ。ここで注目の4番垰、一塁はあいている、 まともに勝負してくるだろうか?良かったことは竹尾がまだ垰を知らなかった ことだ。むしろ垰よりもネキストバッターBOXの白石に目が行っていたはずだ。 まだ1回「ここは4番勝負」と思っても間違ってはいない。一方垰は、記録への チャンスは3回、出来れば早い回に、と思って(そんな雑念は無い)も 不思議ではない。当然気合が入っていたはずだ。ストライク、ボール、ファウル、 2−1と追い込まれたが、狙い球はすでに絞っていた。そこへ4球目が ストライクゾーンに甘く入ってくる。この球を垰が見逃すはずが無い。狙い撃ち された打球は右中間を真っ二つに割る、小板橋が長躯ホームを落とし入れ 先制タイムリー2B。この時点で11試合連続ヒットの新記録達成。 この大記録達成で気が緩んだか、2、3、4回はヒット1本に押さえ込まれ、 スミイチのよからぬイメージが付きまとう。前回も1点のまま逃げ切りを 図ったが、勝利の女神に嫌われた。この辺で追加点がないと相手に流れが いきかねない。これを読み取ったのが下位打線だった。前回7、8、9、10番 (ノーヒット)がお返しとばかりに奮起する。5回、1アウトから7番杉が今日 2本目のレフと前ヒットで先陣を切る、続く8番坂本が快心のレフと前ヒットで つなぎ1アウト1・2塁。ここが勝負所と見たdodgersは、9番千葉に変えて PH佐々木、佐々木は2−1と追い込まれたが、4球目のストレートを 二人に続けとばかりに、今度はレフトオーバーのヒット、杉が二塁から ゆうゆうホームイン。のどから手が出るほどほしかった1点がようやく入る。 2対0、尚も1アウト一・二塁、ここで10番、超クセモノの伊吹、2アウトからでも スクイズに行くほどバントが好き、十中八九やるな、と思っていたら、やっぱり やった。初球を一塁線に転がす、打球はあまり転がらずキャッチャーが捕球、 一塁に送球したがランナーと交錯して一塁が取れず、セーフ。球がファウル グラウンドに転がる間に坂本が二塁から快足を跳ばしてホームイン、3対0。 結果的にこの犠打野選がマミーズの息の根を止めるような貴重な1点になる。 dodgersは尚もこの回山崎のセカンドゴロの間に1点を追加、勝負を決定ずけた。 ここで終わっても観客は何もいわない。「いい試合だった」とdodgersフアンは 気持ちよく家路に向かう。しかしここで終わらないのが今日のdodgers。 夏休みおみやげプレゼントまでつけてしまう。6回1アウトからバッターは4番垰、 「4番の座は今年中に絶対奪い返す」と繰り返す元4番白石の挑発も励みに なっている、「この辺であきらめさせてやるか」と思うのは、今の力から言えば 至極当然。1ボールからの2球目を振り切った垰の打球は上空高々と舞い上がり、 照明にキラキラ輝きながら、綺麗な放物線を描いて、レフとフェンスを軽々と 超えていく。最後は流れ星のように漆黒の闇に消えていった。なんと言う打球だ、 マミーズべンチも茫然自失。垰がゆっくりゆっくりダイヤモンドを回る。名刺代わり の一発にして強烈すぎる。近くで見ていた人が「駐車場には落ちていない」 と言う。なんとレフトオーバーの場外3号ホームラン。松ノ木グラウンドでの オーバーフェンスは、1997年3月29日土橋園(お茶の)戦でモンスター津田が センターオーバー、テニスコートに落ちる大ホームラン以来2本目。その時、 管理人は「高いフェンスにして5年になるが、これを超えたのは初めて」 と言うだけあって、このフェンスを越えるのは至難の業。ゴルフで言えば ホールインワンに等しい確率。正にホームランアーチストだけに挑戦が許される 魔のフェンスだ。白石も「4番を取り返すのは来年中にするわ」と脱帽。 しかし、投げては垰に負けない白石のワンマンショーだった。なんと7回1アウト までノーヒットノーラン。後2人、ネット裏の記者が動き出す。今シーズンも6/21 リボルバー戦で1安打完封の準ノーヒットノーランを達成している。 過去には2000年8/26 Giants戦でdodgers初のノーヒットノーランを達成している。 2回目の快挙は目前。しかし4番高尾に外角の変化球を合わされる。打球は 右中間の浅いところに上がる。ライト山崎が懸命にダイビングキャッチを試みるが グラブの先に当てるのが精一杯。無常にもHのランプがつく。大魚を逃がし がっくりの白石だったが、気を取り直し、このランナーも牽制でアウトにし、 最終回も3人で締めくくった。7回、被安打1、フォアボール3、奪三振5、88球で 完封した。ストレートの最高速度は110キロ(平均100キロ台)と80キロ台の カーブ、スライダー、フォークのコントロール、コンビネーションも良かった。 これで、9月からの大会も、大エース成瀬が復活するまで、白石、小板橋の 2枚でいける目どがついた。 <Questions>研究のために 垰が、打率、打点、ホームランで単独トップに立った。このまま1年目の新人が 打撃部門の3冠を独占するようなことがあれば、dodgers記録はおろか、 日本のプロ野球、アメリカ大リーグの記録を塗り替えることになる。 杉が2安打を打ち、復活を証明すると共に、こよなく愛していたブービーの座を 山崎に明渡した。この試合、両軍合わせて盗塁ゼロ、試みもゼロは今シーズン初。 <Booby>ブービー 本来は競技の最下位に与えられるべきだが、、最下位は故意になれることから、 最下位から2番目に与えられることが多い。事実上のビリという意味。 山崎、分かっているな、dodgersはビリにトップを打たせるほど甘くはないよ。
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