2005.10.2.大蔵省印刷局グラウンド・A面 

17回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9  
Dodgers 0 1 1 0 2 0 0     4
ドットリックス 0 0 0 0 0 0 0     0
○ 白石 3-0 

S 小板橋 2

● 相馬  

V打 坂本 1

HR 

Hour 1時間25分

Dodgers

    SUTAMEN
1 4 Suzuki 2-1
2 6 Koitabasi 3-0
3 9 Terasaki 3-1
4 8 Tao 4-1
5 3 Naruse 4-1
6 1 Siraisi 3-0
7 7 Numazawa 1-1
8 5 Sugi 2-1
9 2 Sakamoto 2-0
       

ドットリックス

    SUTAMEN
1 6 Kitagosi 3-0
2 5 Kadowaki 3-1
3 3 Watanabe 3-0
4 1 Souma 2-0
5 8 Matumoto 3-0
6 7 Asahina 1-0
7 2 Miyagi 2-0
8 4 Nisiguti 2-0
9 9 Sigeyama 2-0
       
ポ・リーグ優勝へのカウントダウン
<About the Play>
家を出る時、今日は打率アップ週間、独走の足場を築いてしまおう、今までの
不振を一気にとり返そう、悪くても2安打、あわよくば猛打賞、と内心思って
いたに違いない。特にダブルヘッダーの第一試合はその気持ちが強かった
筈だ。楽天以上のリーグ最下位、失点の数字は目を見張らんばかりだ。
そしてその目はあった。フォアボール7、エラー5、これだけでも大量点への
資格は充分だが、加えて盗塁7。しかしdodgersはこれを上回る数字を用意
していた。4回を除く毎回の11残塁。3回の満塁のチャンスに2回・坂本の
犠牲フライと、3回・杉の押し出しの2点だけ。後の2点は5回成瀬の内野ゴロ
の間と、杉の2アウト1・2塁での唯一のタイムリー。ベンチには捕らぬ狸の
皮算用用紙と、絵に描いた餅だけが残った。しかし一人だけ、
ロージンバッグ代わりに餅をポケットの中に忍び込ませていたやつがいた。
先発の白石だ。6回までフォアボール2ツのノーヒットノーランは、ほぼ完璧。
今年の白石にはこれ以上点があったら逆にピッチングが雑になる。
なにせ29イニングス投げて自責・失点が共に2、防御率は0.14と限りなく
ゼロに近かずいている。1点あれば充分。大量点を取らないのは、
dodgersの友達がいのある気配り、友情かもしれない。
あとは自身2回目のノーヒットノーランを達成して、彼女に報告するだけ。
しかしここで、あまりの暑さ(東京28度)にケツのポケットからロージンを
取り出そうとして、絵に描いた餅をポロット落としてしまう。
「こんなチームにノーヒットノーランしたって、あまりうれしくないな」と言って
マウンドに向かったのが、神様の逆鱗に触れたらしい。7回、ノーアウトから
トップバッターに快心のヒットをレフと前に運ばれる。マウンドには餅が一つ。
残るは完封だけだったが、ちょうどセーブがつくタイミング、監督の気配りで
小板橋にスイッチ、準ノーヒットノーランで完封した。
<Questions>
18試合を終わり、打率部門で絶対のヒットメーカー垰が5月22日以来
維持していた4割の座から落ちた。とはいえ まだ..396、4割首位打者は
夢ではない。8月28日に一度は4割に乗せた寺崎も、ここに来て急降下
次の結果次第では2位集団に飲み込まれる可能性もある。調子を出して
きたのが成瀬、ここ4試合連続ヒット、うち2試合はマルチで一気に3割に
乗せ追撃体制を作った。大試合に強いだけに放送局の大会いかんでは
逆転首位打者もありうる。打点は垰、寺崎、成瀬の三つ巴、ホームランは
垰、寺崎のマッチレースか。40キロを過ぎていよいよ四谷の心臓破りの丘、
この3人から目が離せない。あとはダークホースの杉、小板橋がトップ集団を
どれだけ追い上げるか見ものだ。投手陣が驚異的な数字を残している。
チーム防御率が1.18、白石にいたっては0.14は前代未聞。
この数字を放送局の大会に反映できれば2連覇は間違いないのだが。