9回戦 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
| Giants | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | |
| Dodgers | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1x | 3 |
| ○ 小板橋 4-2 S ● 外園 V打 森川 1 HR 垰@号・A号ソロ (連続) Hour 1時間30分 Dodgers
Giants
|
☆ 新4番が引っ張り、下位打線が奇跡の3連打! <Background> 6月はサヨナラの季節か。 フルキャスト宮城の観客たちが、打球とともに立ち上がった。9回2死一、二塁。 代打・吉岡。初球の直球を迷わずたたくと、福留の頭上を越えていった。 球団初のサヨナラ勝ち。永池が万歳してホームを踏む。吉岡は、一塁ベースを 回って小さくこぶしを握ると、歓喜の輪の中に吸い込まれていった。 (6/8、楽天 4−中日 3)めんどくさがり屋の神様が同じシナリオを使った? まさかそんな、と思うだろうが、置き換えると、こうなる。 神宮外苑の観客たちが打球とともに立ち上がった。延長8回2死一、二塁。 バッターはDH森川。1−1からの直球を迷わずたたくと、センター右の芝生で 球が弾んだ。サヨナラ勝ち。小板橋が小躍りしてホームを駆け抜ける。 森川は、一塁ベースを回って小さくこぶしを握ると、歓喜の輪の中に 吸い込まれていった。そして一日置いた13日、全日本大学選手権決勝。 大銀杏球場とは200メートルと離れていない神宮球場。 延長10回裏、青学大2死二、三塁。バッター夏井のサヨナラの飛球が センター前に落ちると、青学大の選手はグラウンドに飛び出した。 ピッチャーは大会屈指の左腕、近大・大隣だった。 神様もそうこう新しいシナリオは書けないのかな。 <About the Play> 試合はdodgers白石、giants小柴の先発。白石はgiants戦負けなしの2勝。 うち1勝は歴史に残るノーヒットノーラン。もう一つの1勝も一安打完封の 準ノーヒットノーラン、と目を疑うような実績を残している。4連敗中の dodgersは、結果はどうあれ、もはやこの相性の良さに頼るしかない。 先攻のgiantsは1回2アウトから3番堀江がレフトオーバーの大ホームラン。 早くもdodgersベンチに暗雲が漂う。しかしこの暗雲を振り払ったのが新4番 垰の一振り。2回先頭の垰は、小柴の厳しいスライダーをことごとくファウルで 逃げ、甘く入ってくる球をじっと待つ。2−3として7球目、ベルト近くの直球を フルスイング。打球はお返しとばかりのレフトオーバーの大ホームラン。同点。 dodgersは5回にも垰が先頭バッター。ピッチャーは2番手の西井。 この打席でも垰はくさい球をファウルで逃げ、2−2としてまたしても7球目。 バットの先っぽに当たったような打球がハーフライナーでライト線を襲う。 右回転がかかった球は、わずかにフェアーゾーンで弾み、ファウルグラウンドに 逃げていく。ライトからは最も遠いところに球が転がる。垰が快足を(?)を とばしてホームイン。2打席連続のホームランで遂に逆転。守っては先発 白石が蒸し暑さの中何とか踏ん張る。バックも、ダブルプレー、キャッチャー 坂本からの絶妙な牽制アウトで白石を盛り立てる。持ち前のフォアボールも なく、球もそこそこ来ている。自身、giants戦3連勝かと思った7回、アンラッキー な内野安打2っとWPなどで1アウト一・三塁とされる。しかしここでも、キャッチャー 坂本からのファーストへのプロ級の牽制で一塁ランナーをアウトにし2アウト三塁。 ピンチを脱したかに見えた。しかし、2-3から4番浪川に甘いストレートを レフト前にはじき返され、土壇場でまたも同点。この回、尚も1・2塁と攻められるが 何とか1点で踏ん張る。giantsは7回からは大魔人・外園がマウンドへ。giants勝利 の方程式だ。dodgersは7回裏、1アウトから3番八代田が左中間を破る2塁打で 4番垰、5番白石という絶好のサヨナラのチャンスをつくる。が、さすが大魔人、 ここは4・5番を内野ゴロに打ち取り、遂に延長戦へ。dodgersは8回から 小板橋を投入一歩も引かない体制を作る。小板橋はわずか9球で3人を かたずけ、8回裏、時間的には最後のサヨナラのイニングを迎える。 しかし鈴木、杉が倒れ2アウト。引き分けの空気が漂う。そんな中、まず 小板橋がセンター前ヒット、9番坂本がレフト前ヒットで続く。2アウト1・2塁。 ここで幾多の修羅場をくぐってきたベテラン森川ー、ここから奇跡の三連打が 生まれる。(巻頭サヨナラの場面へどうぞ) 新4番垰の2発のホームランと、勝負をあきらめない下位打線の執念の三連打で giants戦5連敗を免れた。勝ち星こそ逃がしてしまったが、先発白石も自身初の 無四球試合と粘り強いピッチングは、白星が近いことをうかがわせる内容だった。 giantsも四球は一つ。エラーも両軍合わせてわずかに1ッ。内容のある レベルの高い(審判談)素晴らしい試合だった。 <Questions>(研究のために) 垰の勢いが止まらない。開幕戦を除く7試合連続ヒットで早くもヒット数を2ケタの 10本に乗せ、打率は独走態勢。打点、ホームラン、得点でも単独トップに立ち 4冠を手中にし、盗塁、V打も合わせると只今6冠。果たして誰が追いかける。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||