2004.3.21.サンケイスポーツセンター第2面(三郷) 

4回戦

1 2 3 4 5 6 7 8 9  
とんねるずANN 0 0 0 0 1 0 1     2
Dodgers 0 1 1 1 1 0 X     4
○ 成瀬 1-1 

S 

● 中村(桂)  

V打 寺崎 1

HR 寺崎1号ソロ 

Hour 1時間50分

Dodgers

    SUTAMEN
1 2 Sakamoto 3-1
2 7 Numazawa 3-1
3 8 Morikawa 3-0
4 5 Siraisi 3-3
5 1 Naruse 3-0
6 4 Terasaki 3-2
7 3 Sugi 3-0
8 9 Yayota 3-0
9 6 Koitabasi 3-1
       

とんねるずANN

    SUTAMEN
1 6 Moriya 3-0
2 4 Miyake 3-0
3 8 Masuyama 3-1
4 3 Nisino 3-0
5 2 Tamura 3-1
6 7 Okada 3-2
7 1 Nakamura/k 3-0
8 9 Haneisi 2-1
9 5 Nakamura/t 3-0
       
<戦評>大会に桜の花が咲いた!
ロイ・ホワイト(Roy White)と言う選手をご記憶だろうか。
80-82年の3年間巨人に在籍したヤンキースのスター選手である。
そのホワイトが来日した80年、サイモンαガーファンクルも
日本に来ていた。そのサイモンαガーファンクルが公演の合間に
後楽園球場でホワイトを見つけてびっくり「なんでロイがこんな
所にいるの?」いくら説明しても理解しなかった、と言う。

敗色濃厚となった中盤とんねるずのベンチから「なんで成瀬が
こんなチームにいるの?」と言う苛立ちとも嘆きとも思える声が
聞こえてきた。前人未到のミズノ杯3連覇の優勝投手の名を
ベンチの何人かが知っていたのだろう。しかしここ2年
その名は消えていた。すでに過去の人、伝説の人と思われていても
不思議ではない。その成瀬が紛れもなく今自分たちの目の前で
快刀乱麻を演じている。彼らにはどうしても信じられなかったのだろう。

その成瀬が2回寺崎の3塁打で1塁から激走、自ら先制のホームを
落とし入れる。スタミナを使ってほしくない場面、誰もがまさか!
この明日なき走塁でDodgers打線の気持ちに火がついた。
3回には4番白石のタイムリー2B、4回には寺崎がライトオーバーの
ホームランを叩き込み、5回は又も白石のタイムリーで着々と
追加点を挙げ、とんねるずを追い詰める。守っては先発成瀬が
持ち前の快速球と切れ味鋭いスライダーで4回までノーヒットノーランの
快投、つけいる隙を与えない。しかし昨年ダテにベスト8に残った
チームではない。終盤からDodgersの楽勝ムードの隙を突いて
反撃を開始する。5回2本のヒットで1点、最終7回にはノーアウトから
2本の2Bで1点を挙げ、尚も2アウト1塁・3塁、長打が出れば
同点、逆転の場面。ここで舞い上がり、自分を見失うのが
並みのピッチャー。しかし成瀬はやじる相手ベンチと会話を楽しむ余裕、
最後のバッターを快速球でサードフライに打ち取りゲームセット。
悔し紛れに審判に当り散らすとんねるずには目もくれない。
この結果、Dodgersは5年目にして初めて2回戦を突破し、3回戦は
昨年ブロック優勝(ベスト3)を果たした神様と対戦する。
「成瀬さんが投げないと大会の桜が咲かない」と言った審判が
結果を知ったのだろうか帰り際に、にっこり笑ってくれた。

<記録>
朝4時まで飲んでいたと言う白石が、現在打撃部門3冠と絶好調。
打点は早くも独走態勢、。この4時まで男を追うのが、このところ
調子を上げてきた寺崎、3部門で射程圏内。開幕から首位を
キープしてきた首位打者森川がここえ来てちょっと息切れ状態、
3位に落ち、小板橋が何とか最下位を脱出した。投手部門では
成瀬が完全に復活し、伊吹とエース2人が揃い踏み。